WhatsApp・LINEの音声メッセージを文字起こしする方法
WhatsAppの音声メッセージをiPhone・Android・PCでテキスト化する方法。標準の文字起こし機能、エラー対処、長いメッセージの書き出し、LINEの場合も紹介します。

他の言語でも読めます: English, Русский, Українська, Dansk, Deutsch, Español, Français, Italiano, Magyar, Nederlands, Norsk bokmål, Polski, Português (Brasil), Suomi, Svenska, Türkçe, Ελληνικά, עברית, العربية, 한국어, 中文(中国), 中文(台灣), Indonesia, Tiếng Việt
WhatsAppの音声メッセージをテキストにするいちばん手軽な方法は、WhatsApp自体の文字起こし機能です。[設定]>[チャット]>「音声メッセージの文字起こし」でオンにしてから、音声メッセージを長押しして「文字起こし」をタップします。無料でスマートフォン上で動作しますが、対応言語が限られており、長いメッセージや雑音の多いメッセージには向きません。そうした場合は、音声メッセージをファイルとして書き出し、文字起こしツールにアップロードします。このガイドでは、iPhone、Android、WhatsApp Business、PCそれぞれで両方の方法を紹介し、日本で主流のLINEの音声メッセージについても触れます。
音声メッセージを再生せずに読めると、時間の節約以上のメリットがあります。会議中や静かな電車の中、夜にイヤホンがないときでも要点をつかめますし、先週口頭で伝えられた住所を検索したり、聞き取るより読むほうが得意な言語のメッセージを理解したりできます。
なお、WhatsAppのメニュー名は言語設定やバージョンによって異なる場合があります。この記事では日本語の表示名に加えて、確実でないものは英語表示の名前も併記しています。
WhatsAppの音声メッセージの文字起こしをオンにする方法
WhatsAppは2024年後半に音声メッセージの文字起こしを導入し、その後対応範囲を広げてきました。この機能は初期設定ではオフになっているため、気付いていない人がほとんどです。
iPhoneの場合
- App StoreでWhatsAppを更新します。
- [設定]>[チャット]>「音声メッセージの文字起こし」(英語表示:Voice message transcripts)を開き、オンにします。
- 文字起こしの言語を選びます。スマートフォンの表示言語ではなく、相手がふだん話す言語を選ぶのがポイントです。
- チャットで音声メッセージを長押しし、「文字起こし」(Transcribe)をタップします。
報道やWhatsApp自身のトラブルシューティング情報によると、iOSではこの機能がAppleの音声認識を利用しているため、Siriとその言語データを有効化・ダウンロードしておく必要がある場合があります。項目をタップしても反応しないときは、ここを確認してみてください。
Androidの場合
手順は同じです。**[設定]>[チャット]>「音声メッセージの文字起こし」でオンにして言語を選びます。初回は言語パックがダウンロードされることがあります。その後、音声メッセージを長押しして「文字起こし」**をタップします。文字起こしが終わると、音声の吹き出しの下にテキストが表示されます。
WhatsAppによると、文字起こしは端末上で生成され、WhatsAppを含め誰も音声メッセージを聞いたり文字起こしを読んだりすることはできません。メッセージを文字起こししたことが送信者に通知されることもありません。
WhatsAppが文字起こしできる言語
最大の制約は対応言語で、プラットフォームによっても異なります。執筆時点(2026年10月)で報告されている対応状況は、おおよそ次のとおりです。
- Android: 英語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語と報告されている短いリスト。
- iPhone: 英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、トルコ語、中国語、アラビア語を含む、より幅広いリスト。新しいiOSではさらに増えています。
最新の対応言語はアプリ内に表示され、アップデートで変わるため、上のリストはあくまで執筆時点のものと考えてください。お使いのスマートフォンで今どの言語が選べるかは、**[設定]>[チャット]>「音声メッセージの文字起こし」**の言語選択で確認できます。つまり、日本語の音声メッセージを標準機能で文字起こしできるのは、報告ベースでは現状iPhoneが中心です。
実用上の注意点として、文字起こしの言語は一度に1つしか選べません。友人からは日本語、海外の同僚からは英語で音声メッセージが届くような場合、設定を行ったり来たり切り替えるか、どちらか一方の文字起こしが失敗するのを受け入れることになります。
「文字起こしを利用できません」の対処法
最もよくあるエラーは、メッセージの下に灰色で表示される「文字起こしを利用できません」(英語表示:Transcript unavailable)という表示です。WhatsAppはいくつかの原因を挙げており、次の順に確認するのがおすすめです。
- 言語の不一致。 メッセージが、選んだ言語とは別の言語で話されています。文字起こしの言語を変えてもう一度試してください。
- 非対応の言語。 その言語がお使いのプラットフォームのリストにありません。設定では解決できないので、音声を書き出してください(後述)。
- 不明瞭な音声。 大きな背景雑音、音楽、風の音、極端に小さな声などがあると、十分な単語を認識できません。
- アプリが古い、または言語データがない。 WhatsAppを更新し、iPhoneではSiriとその言語が設定されているか確認します。
- 処理中。 長いメッセージは少し時間がかかります。あきらめる前に数秒待ってください。
文字起こしは表示されるのにほとんど間違っている場合、原因はほぼ確実に音質か、複数言語が混ざったメッセージです。標準の文字起こしは1メッセージにつき1言語を前提としているため、文の途中で日本語と英語が切り替わるようなメッセージは崩れがちです。
WhatsApp Business、WhatsApp Web、PC版
WhatsApp Business。 Businessアプリも設定の構成は同じで、多くのユーザーが同じ**[設定]>[チャット]>「音声メッセージの文字起こし」**を見つけています。2つのアプリで提供時期が同時とは限らないため、表示されない場合はアプリを更新し、しばらくしてから再確認してください。顧客から多くの音声メッセージを受け取る事業者にとって、標準機能は読むための便利機能であって記録ではありません。文字起こしをまとめて書き出したり、タグ付けしたり、サポートチケットに添付したりはできません。
WhatsApp WebとPC版アプリ。 WhatsApp WebやWindows・Mac版アプリでは、標準の文字起こしが使えない場合があります。この機能はスマートフォン上での音声認識を前提に設計されており、PCでの対応は良く言っても不安定です。PCでWhatsAppの音声を文字起こししたい場合は、次の2つの方法があります。
- PC版アプリまたはWhatsApp Webでメッセージのメニューを開き、ダウンロードの項目を探します。項目があれば、音声メッセージを音声ファイルとして保存でき、どこにでもアップロードできます。
- ダウンロードの項目がない場合は、スマートフォンから音声を書き出し(次のセクション参照)、メール、クラウドストレージ、AirDropなどでパソコンに移します。
WhatsApp Web内で文字起こしできるとうたうブラウザ拡張機能もあります。ただし注意してください。こうした拡張機能にはチャットを読み取る権限が必要で、小規模な外部ツールに与えるにはかなり大きな権限です。
WhatsAppの音声メッセージをファイルとして書き出す方法
長いメッセージ、非対応の言語、テキストを残しておきたいときは、書き出しが有効です。WhatsAppの音声メッセージはOpus形式の音声で、.opusまたは.oggファイルとして保存されます。メニュー名はバージョンによって少し変わりますが、方法は次のとおりです。
- 1件の音声メッセージを共有する(iPhone)。 メッセージを長押しして**[転送]**をタップし、共有アイコンからファイルアプリ、メール、クラウドストレージ、ほかのアプリに送ります。
- 1件の音声メッセージを共有する(Android)。 メッセージを長押しし、画面上部の共有アイコンを使うか、自分自身や「自分用メモ」のチャットに転送します。ファイル管理アプリによっては、WhatsAppが音声メッセージを保存しているフォルダを表示できるものもあります。
- チャット全体を書き出す。 チャットを開き、連絡先またはグループ名をタップ(iPhone)するか、三点メニュー>[その他](Android)から**[チャットをエクスポート]**を選び、メディアを添付します。会話のテキストファイルと、すべての音声メッセージが個別の
.opusファイルとして手に入ります。メディアの多い非常に長いチャットには、書き出しの上限があります。
.opusを受け付けないアプリでは、無料のOpus→MP3変換ツールやVLCで先に変換してください。音声ファイル形式ごとの文字起こしガイドでは、多くのツールが受け付ける形式と、Opusが古いソフトでつまずく理由を説明しています。
LINEの音声メッセージの場合
日本ではWhatsAppよりLINEを使う人が多いでしょう。執筆時点(2026年10月)で確認した限りでは、LINEには受信した音声メッセージをアプリ内でテキストにする標準機能は見当たりませんでした(今後追加される可能性はあるので、最新情報はLINEのヘルプで確認してください)。LINEで話した内容が文字になる「音声入力」は、スマートフォンのキーボードによる送信側の機能で、届いた音声メッセージを文字にするものではありません。
受け取ったLINEの音声メッセージを文字起こしするには、WhatsAppと同じく音声をファイルとして取り出します。メッセージを長押しして共有や保存のメニューから端末やクラウドストレージに保存し、文字起こしツールにアップロードしてください。保存される形式は端末や方法によって異なりますが、M4Aなどの一般的な音声ファイルであれば、音声メモの文字起こしツールなどでそのまま扱えます。
書き出した音声メッセージを文字起こしする
ファイルさえあれば、Opusに対応したどの文字起こしサービスでも使えます。AudiotextaのWhatsApp音声文字起こしツールはまさにこの用途向けです。スマートフォンやパソコンのブラウザで.opusファイルをアップロードすれば、タイムスタンプ付きの編集可能なテキストが得られます。
ひと手間かける価値があるのは、次のような場合です。
- メッセージが長い。 プロジェクトや家族の予定についての10分の音声メッセージも、流し読みや検索ができる段落になれば、ずっと早く読めます。
- WhatsAppが対応していない言語、または話者が複数の言語を混ぜている。自動言語検出は標準機能よりはるかに多くの言語を扱えます。
- 複数の人が話している。 たとえば、録音した会話がチャットに転送されてきた場合です。話者ラベルで誰が何を言ったかを区別できます。
- 別の言語で読みたい。 ポルトガル語の音声メッセージを読みやすい日本語に、またはその逆に翻訳できます(翻訳はProプランの機能です)。
- 残しておきたい。 無料プランでもTXTで書き出せ(DOCXやPDFはPro)、チケット、CRM、メモアプリに貼り付けられます。
エディタではテキストと一緒に音声を再生できるので、文をクリックして聞き、人名や数字を確認できます。音声メッセージがまとめて届く場合は、自分宛てに転送して1件ずつではなく複数まとめてアップロードしましょう。他人のメッセージを読むのではなく、自分のメッセージを口述したい場合は、音声入力・ディクテーションのガイドをご覧ください。
Audiotextaは選択肢の1つにすぎません。TelegramにはPremiumユーザー向けの独自の文字起こし機能があり、OtterやTurboScribeなどの汎用ツールもファイルのアップロードに対応しています。技術に詳しい人なら、オープンソースのWhisperモデルを自分のパソコンで無料で動かすこともできます。対応言語、プライバシー、利用頻度で選んでください。
標準の文字起こし vs 文字起こしツール
| WhatsAppの標準文字起こし | Audiotexta(書き出したファイル) | |
|---|---|---|
| 準備 | 設定でオンにするだけ、書き出し不要 | 音声メッセージを書き出してアップロード |
| 言語 | Androidは少数、iPhoneはより多い。一度に1言語 | 多数の言語を自動検出、言語の混在にも対応 |
| 長いメッセージ | 使えるが段落やタイムスタンプはなし | 段落、タイムスタンプ、検索 |
| 編集 | 不可(読むだけ) | 音声を再生しながら編集 |
| 話者 | 区別なし | 話者ラベル |
| 書き出し | メッセージからテキストをコピー | TXT、SRT、VTT(DOCX、PDFはPro) |
| 翻訳 | なし | あり(Pro) |
| プライバシー | スマートフォン上で処理、アップロードなし | 処理のため音声をサーバーにアップロード。後からファイルを削除可能 |
| 料金 | 無料 | 無料枠あり、以降は有料プラン |
対応言語の2分程度のメッセージなら、標準の文字起こしが一番です。すぐに使えて、プライバシーも守られます。それより長いもの、複数言語のもの、残しておきたいものなら、ファイルを使う方法のほうが多くのことができます。
プライバシーとマナー
音声メッセージは、あなただけでなく送信者についての個人データでもあります。いくつかの基本的なルールを押さえておきましょう。
- まずは端末上の処理を優先する。 WhatsAppの標準文字起こしが使えれば、データはスマートフォンから外に出ません。これが最もプライバシーに配慮した方法です。
- アップロードした音声の行き先を確認する。 オンラインツールを使う場合は、ファイルの保存期間と削除できるかどうかを確認してください。テキストを得たら、不要な音声は削除しましょう。
- 仕事や健康に関する内容には注意する。 顧客の音声メッセージや機微な情報については、勤務先のデータ保護規程や、日本の個人情報保護法(APPI)、EU関連ならGDPRが関わります。承認済みの事業者しか使えない組織もあります。
- 共有する前に確認する。 文字起こしした音声メッセージを第三者に転送するのは、音声そのものを転送するのと同じです。あなた宛てのメッセージなら、そのままにしておきましょう。
WhatsAppの音声文字起こしは、ここ数年で裏技から標準機能になりました。文字起こしをオンにして正しい言語を設定し、スマートフォンだけでは扱えない長い・雑音の多い・複数言語のメッセージや、LINEの音声メッセージのために、書き出しという手段を覚えておいてください。
WhatsAppの音声メッセージを文字起こしする方法
- 音声メッセージの文字起こしをオンにする. WhatsAppで[設定]>[チャット]>音声メッセージの文字起こし(英語表示ではVoice message transcripts)を開いて機能をオンにし、相手がよく話す言語を選びます。
- チャット内でメッセージを文字起こしする. 音声メッセージを長押しして文字起こし(Transcribe)をタップします。テキストはメッセージの下に表示され、スマートフォン上で生成されます。
- 文字起こしに失敗したら音声を書き出す. 文字起こしを利用できないと表示された場合や、長い・別の言語のメッセージの場合は、長押ししてファイルアプリ、クラウドストレージ、メールに共有または転送します。ファイルは通常.opusまたは.oggです。
- 文字起こしツールにアップロードする. ブラウザでAudiotextaなどの文字起こしサービスを開き、.opusファイルをアップロードして言語を選ぶか自動検出のままにし、必要に応じて話者ラベルを有効にします。
- 確認してテキストを保存する. 音声を再生しながら文字起こしを読み、人名や数字を修正してから、コピーするかTXTで書き出します。DOCXやPDFでの書き出しはProプランで使えます。
よくある質問
WhatsAppの音声文字起こしは無料ですか?
はい。WhatsAppに標準搭載された音声メッセージの文字起こしは無料で、スマートフォン上で処理されます。外部の文字起こしツールは、短いファイル向けの無料枠があり、長いファイルや頻繁な利用は有料というものが一般的です。
音声メッセージを文字起こししたことは送信者に伝わりますか?
いいえ。文字起こしは自分の端末上で作成され、WhatsAppから送信者に通知されることはありません。
WhatsAppに文字起こしの項目が表示されないのはなぜですか?
多くの場合、機能がオフになっている、アプリが古い、またはお使いの端末やプラットフォームにまだ提供されていないことが原因です。[設定]>[チャット]の音声メッセージの文字起こしを確認し、App StoreまたはGoogle PlayでWhatsAppを更新してください。
ほかの言語のWhatsApp音声メッセージも文字起こしできますか?
お使いのプラットフォームでWhatsAppの文字起こし設定にその言語があり、文字起こしの言語をそれに切り替えた場合に限られます。それ以外の言語は、音声メッセージを書き出し、自動言語検出に対応した文字起こしサービスを使ってください。
WhatsAppの音声メッセージの形式は?MP3に変換できますか?
WhatsAppの音声メッセージはOpus形式の音声で、通常は.opusまたは.oggファイルとして保存されます。多くの文字起こしツールはそのまま受け付けますが、MP3が必要なアプリには無料の変換ツールやVLCで変換できます。
Audiotexta を無料で試す
ファイルをアップロードするかリンクを貼り付けるだけで、数分で文字起こしが完成します。